アドルフに告ぐ (1) (手塚治虫漫画全集 (372))アドルフに告ぐ (1) (手塚治虫漫画全集 (372))
(1996/06)
手塚 治虫

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小学校のころに読んだ記憶があります。
ただ、小学校のころは「火の鳥」、そしてなにより「ブッダ」の影響がいちばん
私にとっては強いものだったので、歴史・戦争・社会的なテーマの本作品への
理解度は低かったように覚えています。

しかし、大学生のころに、あらためて買いなおして(実際はこの画像のサイズ
の本ではなく文春文庫ビジュアル版でしたが)読んでみると、いやいや、
受ける感銘のポイントが違うと感じました。

具体的に何が違ったかは覚えていません。
しかし、小学校のころ、中学で読み返したとき、大学になって読んで、
それぞれ得た知識、培った経験から、毎回違う感銘と毎回新鮮な
衝撃を得てきたと覚えています。


そして、いま社会人として読み返して、また多くの違いに気づきました。

まずは単純ながら、手塚作品はマンガというより芸術であるという点。
この時代に描かれたマンガだからか、手塚だからかは、まだ研究の余地が
あるが、現代の週刊誌の締め切りに追われているようなマンガと異なり、
映画を見ているかのようなストーリー展開、画面構成には感服する。

そして、ストーリー構成、事実と手塚ワールドの自然な融合、
挙げればキリがないほど、今回はいろいろ気づいたが、あとがきを
読んで、これだけは今日書いておきたい。


日本人とは何か、ということ。

今、世界の労働市場がグローバル化してきて、世界という一つの単位の中で
優秀な人材が集まる現象が起こっている。
日本企業も、日本人・日本語という枠にとらわれず、留学生や
海外の優秀な人材が働きやすい制度、仕組みづくりをしていくことが
人材市場では要求されてくるわけだが、そこで「日本人とは?」という
アイデンティティーに立ち返ることがあるはずだ。

海外の労働力を受け入れないと、日本企業・日本そのものが
あやうくなりえるのに、なにかとその一歩目に日本人らしさという
ハードルを求めているように感じる。(気のせいか?)

本作品ではキーワードは「ユダヤ人とドイツ人と日本人」という3つの
民族の交わる点である。3人のアドルフがそれぞれ半々ずつの魂を
受け継いでいる(カミル以外は血もついでいる)。

それがこの戦争のテーマでもあり、そこをズームさせた本作品の
テーマでもある。
テーマについての詳細は文春文庫のあとがきに詳しいが、
この戦争を通じて得たさまざまな教えの中で、民族という
キーワードは確実にあった。そして、私たちはそれを、
また考えるべきテーマとして目前にしている。

ということを感じた。



また30歳になって読んだら違うことを感じるかもしれない。

それだけ深い作品である。




いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)
(2007/08/16)
岡田斗司夫

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いまさらではありますが、楽しく読めました。
でも、読書カテゴリーでこれが一発目になるのはどうかな、とも思いましたが、
あとでちょっと後悔するくらいでもいいかな。

でも、本自体は面白かったです。
ダイエット本として出版するには惜しいほどの人生教訓を得たから、
ビジネス書っぽい内容も書いとこう!という意図もありそう。
と思うほど、レコーディング(記録)は自己分析にとても必要なことだと思います。

2006年くらいから私も出費チェックを毎日してます。

給料日に、一カ月分の予算を一日単位で決めて、「今日はいくら使ったか」を
記録するのですが、まさにレコーディングダイエットと同じで、
意外な出費が見つかったり、それを抑えようとする意識のような無意識のようなものが
働くという感覚も体感してます。

すると無駄な二次会には参加しなかったり、特に必要ない缶コーヒーを
買わなくなったりするんですね。
今年は予算を減らしただけに、さらに深刻です。(そしてマイナスの日々です)

また、今春から睡眠時間チェックもしています。
これは特に貯まったり、減ったりするものではないですが、
睡眠時間とその日の調子(4段階)をつけて、どのくらい寝れば平気で、
どこからアウトかを見ています。

いまのところ法則がないです。3時間睡眠続きでも平気なときは平気です。


ということで、記録することで自分のことを知ることができるのは、意外と便利で
侮れないということです。
こういったブログや日記の類も、読み返すと「これだけ書いたなぁ。やればできる」
とか、「昔の文章は拙いなぁ」とか、成長記録になるものです。

最近、自分のことを知るのがマイブームですが、記録が大事だとは知らなんだ。

それに気づかせてくれた一冊。
だから、やっぱり読書カテゴリーの一発目に認定!
2007年に読んだ本は55冊だったのに、2008年は4月末の段階でもう33冊
(年間で100冊ペース)読んでいるので、なんでだろう?という検証中です。


考えられる理由

3.読むスピードが変わった

昨年55冊の本を読んだおかげで、本はどんな風に書かれていて、
どこを読むべきかがわかってきたのも一因です。
ビジネス書、古典、洋書の翻訳モノ、専門書、いろいろある中で
「この手の本ならこういう風に読めば理解できる」というポイントも
見えてきました。
もちろんいろんな本に書かれている「目次を読め」とか「あとがきを読め」などは
ホントにそのとおりで実践してます。
読書効率を図るうえでは「レバレッジリーディング」を最初に読んでおいたのが
とても効果的でした。

いまは、「目次・はじめに・あとがき・太字になっているところ・各章のまとめ」
これらは最初に見るようにしています。場合によっては本文も
「つまり・・」「ようするに・・・」という言葉から始まる文だけ読むこともあります。
特に洋書の翻訳モノは、共通して知人のたとえ話が多く(日本ではピンとこないものも多く)、
結論だけ読んでいって、わからないときだけ読み返したりしてます。
3cmくらいの厚さの本も、これでだいぶスピードアップできるようになりました。
もちろん内容は理解してます。


4.読んだ本の数を数え間違えている

そんなことはないです。
でも、会社に置きっぱなしの本を含めると、2007年は60冊くらい
読んでいたかもしれません。


と、まぁこんな感じで2008年は当初月に6冊、年72冊を目指していましたが、
おそらく月に8冊、年96冊→100冊でいけるのではないかと思ってます。

また年末にご報告したいですね。