私は決して世界のあらゆる企業を見てきたわけでも、留学していたわけでも、
外資系企業に勤めているわけでもないので、推測まじり、よく言われているからそう思っているだけな
部分が多くあると思うのですが、そういう誤認も承知で考えてみました。

日本の企業に足りないと思われる社員の育て方、というのか、新入社員をうまく生かす
21世紀のやり方というもののアイデアを考えてみました。


従来は体育会系、気合いと根性と背中を見ろ!で解決していたことが
解決しなくなってきた、つまり、「常識」の多様化への対応に多くの企業が苦戦している
のではないでしょうか。

学校教育で習っていることもまばらだし、それを知っているから偉いわけでもないという
環境で育ってきた学生に対して、「常識」を振りかざしてもしょうがない。

かといって、今までは「常識」で通っていたことをイチから教えるのは労力の無駄です。

もっと人が流動しても平気なように、マニュアルの増加を徹底するべきだと思います。

「キッチンの油汚れを落とすスプレー詰め替え用」にすら「飲まないでください」と
書いてあるくらい徹底したマニュアルというか、リスク回避ができるのであれば、
仕事の中身に対してもなあなあで済まさないで、徹底的なマニュアルをつくっておけば
いちいち教えなくても大丈夫ですし、他のメンバーへ流用できる仕事の仕方が
できあがります。→属人化しない→仕事の成果の均一化。

そうすれば、人に依存せず、企業は人を休ませることも可能になる。

1か月の夏休みを誰もがとれる企業になれば、その期間の人数の埋め合わせで
雇用も増えるのではないでしょうか。単純でしょうか。企業の人件費が高騰しますね。

でも、社員のため、社会のためを思えば、企業は取り組むべき課題だとも思います。
夏休みは3日間+有給などというケチくさいことを言うのはそろそろ終わりにしましょう。


2008.08.01 カイゼン
海外でもそのまま通じる日本語を考えてみました。

「スシ」「ハラキリ」「スモウ」「モッタイナイ」「カイゼン」・・。

当たり前ですが、日本にあるけど海外にない概念だから日本語の語感もそのまま
流用しているんですよね。
で、今あげたのはそれぞれジャンルも違うんですね(荒い分け方してますが)。

「スシ」(食べ物)
「ハラキリ」(生き方)
「スモウ」(スポーツ)
「モッタイナイ」(美徳)
「カイゼン」(仕事)

あらゆる分野で日本語は世界に通用する言葉になっています。

さて、その中でも注目したいのが、仕事分野の「カイゼン」なんですが、
年功序列だとか、義理人情だとか、総中流階級だとか、サービス残業だとか、
やんや言われている日本のビジネス界の宝物だと思います。

だからこそ、日本人には「モッタイナイ」が染みついているんだぞ!と同じ感覚で、
日本人には「カイゼン」する力があると、誇りたいです。

日本のビジネスマンはせっせせっせと真面目に日々改善して、よりよいものを
つくりあげることができる民族だということを自信にして、明日の仕事も
頑張りたいと思います。



雇用拡大と残業増加、ワークライフバランスについて。

日本の仕事のスタイルにおける問題点は、属人性にあったんだと思います。
属人的になることが悪いのではなくて、すべてが属人的になってしまうことが
問題なのではないでしょうか。

基本的に、仕事は自分で完結しないようにする。
自分ではない人でも同じようにできるようにすることが、仕事に求められること。

そして、それが人を仕事から解き放つ術になり、休暇取得へとつながる。
その人しかできないものだったら、長期的な休暇は仕事の回転が停止することを
意味しますからね。

他人が同様の成果を出せるような体制が、休暇取得促進になり、
そういった体制が、仕事の分業化を可能にし、分業化、細分化が短時間雇用を
可能にし、雇用拡大へとつながる。

あれ?あってます?


ただ、どれだけマニュアル化しても、属人的にならざるを得ない点、
その人のセンスが左右する点はあります。
それを楽しめる人が仕事漬けでも人生を豊かに送れる人。


話題はズレますが、仕事が楽しいなら「残業がいや」という観点で働かないでしょう。
十把一絡げに残業を悪く扱うのはまずいですし、ワークライフバランスという武器を
振りかざすのもよくない。
けど、仕事よりも家に帰ってからやりたいことにプライオリティを置く人もいるので、
その人のための仕事スタイルというものがあってもいいと思います。

何事も個人に合わせたスタイルを企業が提供し、個人は個人の責任において
そのスタイルを選んでいけばいいんですね。

もちろんそれが社会の繁栄につながっていかなくてはならないのはいうまでもないです。