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2008.06.24
文字と文章 2
日本語は、平常時は2000文字程度で、すべてを表していますが、
このなかで、「xxらしい文章」を表現できるのがとてもすごいと思います。
ですが、本当は有限な数の文字を並べているだけなので、誰でも似たような
文章を作ることは可能です。
同一の事象を取り扱うならなおさらで、例を挙げるならば、大事件が起こった時の
新聞の見出しは重複してしまってもおかしくないと思います。
ですが、実際はあからさまに重複するようなこともないのですごいですよね。
恐れ多くも松下幸之助の言葉と見比べたらどうでしょう。
いい人もいるけれども、よくないと思う人もなかなかなくならない。
それが世の中というものであるならば、辛抱と寛容の心がなかったら、
いたずらに心が暗くなるばかりで、この世の住みにくさを嘆くだけであろう。
(「道をひらく」松下幸之助 PHP)
なんか違いますね。ですます・だである口調が違うのもそうでし、段落を落としたので
違って見えるのもありますが、私が同じことを表現しようとしても
この文章にはならないと思います。
知った風なことを書こうと思えば、そのまんま書いてしまえばいいので
とても簡単です。
でも、知っているのはまた別の問題です。
借りてきた言葉は、その人の言葉ではないので、想いも伝わらないと思います。
(実際どうだかわかりませんが。)
言葉は、本人の思考そのもの。
2000の文字で私たちは多くの表現もしているのだとあらためて実感しました。
結論が薄くてすみません。
このなかで、「xxらしい文章」を表現できるのがとてもすごいと思います。
ですが、本当は有限な数の文字を並べているだけなので、誰でも似たような
文章を作ることは可能です。
同一の事象を取り扱うならなおさらで、例を挙げるならば、大事件が起こった時の
新聞の見出しは重複してしまってもおかしくないと思います。
ですが、実際はあからさまに重複するようなこともないのですごいですよね。
恐れ多くも松下幸之助の言葉と見比べたらどうでしょう。
いい人もいるけれども、よくないと思う人もなかなかなくならない。
それが世の中というものであるならば、辛抱と寛容の心がなかったら、
いたずらに心が暗くなるばかりで、この世の住みにくさを嘆くだけであろう。
(「道をひらく」松下幸之助 PHP)
なんか違いますね。ですます・だである口調が違うのもそうでし、段落を落としたので
違って見えるのもありますが、私が同じことを表現しようとしても
この文章にはならないと思います。
知った風なことを書こうと思えば、そのまんま書いてしまえばいいので
とても簡単です。
でも、知っているのはまた別の問題です。
借りてきた言葉は、その人の言葉ではないので、想いも伝わらないと思います。
(実際どうだかわかりませんが。)
言葉は、本人の思考そのもの。
2000の文字で私たちは多くの表現もしているのだとあらためて実感しました。
結論が薄くてすみません。
2008.06.11
文字と文章
日本語は50音で成り立っているんですよね。
ひらがなカタカナで100文字、数字が10文字、
アルファベットが大文字小文字で約50文字、
常用漢字が約2000文字。
この2160文字程度の文字で、作り出されている言葉は無限に近いほどの量で、
二度とない組み合わせであらゆる文章を構築しているんですよね。
当たり前なんですが、あらためてすごいなーと思いました。
2000とか言いましたが、実際使っている漢字なんて大体同じで、
「郭」とか「諮」とか、普段はあまり使わない字もありますし、その中で
文章を書いているはずなのに、よく尽きないなと思います。
また、関連して、その組み合わせ次第で、良い文章、悪い文章を人は感じているのです。
文字の組み合わせで、感動したり、殺人にいたるほどの衝動を感じたりするのです。
人間が作り出した文字ですが、とても不思議ですね。
だいたい、英語圏は大文字小文字のアルファベット50文字ですべてを表現している
わけですから、もっと驚きです。
さらにいえば、その文字の並びのちょっとしたところに個性が入ってきて、
「xxらしい文章だ」というように、言葉の並べ方に人間性が表現されてしまうものなんですよね。
面白くなってきたので、次回は「借りてきた言葉」というテーマで考えてみたいと思います。
ひらがなカタカナで100文字、数字が10文字、
アルファベットが大文字小文字で約50文字、
常用漢字が約2000文字。
この2160文字程度の文字で、作り出されている言葉は無限に近いほどの量で、
二度とない組み合わせであらゆる文章を構築しているんですよね。
当たり前なんですが、あらためてすごいなーと思いました。
2000とか言いましたが、実際使っている漢字なんて大体同じで、
「郭」とか「諮」とか、普段はあまり使わない字もありますし、その中で
文章を書いているはずなのに、よく尽きないなと思います。
また、関連して、その組み合わせ次第で、良い文章、悪い文章を人は感じているのです。
文字の組み合わせで、感動したり、殺人にいたるほどの衝動を感じたりするのです。
人間が作り出した文字ですが、とても不思議ですね。
だいたい、英語圏は大文字小文字のアルファベット50文字ですべてを表現している
わけですから、もっと驚きです。
さらにいえば、その文字の並びのちょっとしたところに個性が入ってきて、
「xxらしい文章だ」というように、言葉の並べ方に人間性が表現されてしまうものなんですよね。
面白くなってきたので、次回は「借りてきた言葉」というテーマで考えてみたいと思います。
2008.06.04
「アドルフに告ぐ」
![]() | アドルフに告ぐ (1) (手塚治虫漫画全集 (372)) (1996/06) 手塚 治虫 商品詳細を見る |
小学校のころに読んだ記憶があります。
ただ、小学校のころは「火の鳥」、そしてなにより「ブッダ」の影響がいちばん
私にとっては強いものだったので、歴史・戦争・社会的なテーマの本作品への
理解度は低かったように覚えています。
しかし、大学生のころに、あらためて買いなおして(実際はこの画像のサイズ
の本ではなく文春文庫ビジュアル版でしたが)読んでみると、いやいや、
受ける感銘のポイントが違うと感じました。
具体的に何が違ったかは覚えていません。
しかし、小学校のころ、中学で読み返したとき、大学になって読んで、
それぞれ得た知識、培った経験から、毎回違う感銘と毎回新鮮な
衝撃を得てきたと覚えています。
そして、いま社会人として読み返して、また多くの違いに気づきました。
まずは単純ながら、手塚作品はマンガというより芸術であるという点。
この時代に描かれたマンガだからか、手塚だからかは、まだ研究の余地が
あるが、現代の週刊誌の締め切りに追われているようなマンガと異なり、
映画を見ているかのようなストーリー展開、画面構成には感服する。
そして、ストーリー構成、事実と手塚ワールドの自然な融合、
挙げればキリがないほど、今回はいろいろ気づいたが、あとがきを
読んで、これだけは今日書いておきたい。
日本人とは何か、ということ。
今、世界の労働市場がグローバル化してきて、世界という一つの単位の中で
優秀な人材が集まる現象が起こっている。
日本企業も、日本人・日本語という枠にとらわれず、留学生や
海外の優秀な人材が働きやすい制度、仕組みづくりをしていくことが
人材市場では要求されてくるわけだが、そこで「日本人とは?」という
アイデンティティーに立ち返ることがあるはずだ。
海外の労働力を受け入れないと、日本企業・日本そのものが
あやうくなりえるのに、なにかとその一歩目に日本人らしさという
ハードルを求めているように感じる。(気のせいか?)
本作品ではキーワードは「ユダヤ人とドイツ人と日本人」という3つの
民族の交わる点である。3人のアドルフがそれぞれ半々ずつの魂を
受け継いでいる(カミル以外は血もついでいる)。
それがこの戦争のテーマでもあり、そこをズームさせた本作品の
テーマでもある。
テーマについての詳細は文春文庫のあとがきに詳しいが、
この戦争を通じて得たさまざまな教えの中で、民族という
キーワードは確実にあった。そして、私たちはそれを、
また考えるべきテーマとして目前にしている。
ということを感じた。
また30歳になって読んだら違うことを感じるかもしれない。
それだけ深い作品である。
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