これまで人事だった4年間は(特に前半2年間は)だいぶ読書に傾倒して、
仕事ではこんなことが大事だとか、こういうことに気を付けなければいけないとか、
そんなことを学んできました。

そして、なるほどと思ったことは採用担当者のブログで学生向けに発信して、
なんか興味・共感を持ってくれた学生が集まってくれたこともありました。

わりとわかった気でいたんだと思います。

しかし、今年は営業というド現場に立ち、いろいろ気づきました。

以前はもっと近いと感じていた管理部門と現場の距離が、
思いのほか遠いこと。(うちの会社だからかもしれませんが)
現場で必要なことをやってくれない、吸い上げる機会もない管理部門では
意味がないという、少し恐怖にも似た感覚を得ました。
この距離感はまずい、管理部門側から近づかねばならないと。

また、本で読んで重要だと感じ、わかった気でいても、実践とは関係ない
ということにも気づかされました。
ホウレンソウ大事だぜ!と、新人にあれだけ言っても、さっぱりできてなかったり、
仕事の仕組化や、振り返りの習慣など、ちょっとタスクがあふれただけで
抜けてしまうことも多かったです。

また、本で読んだ教訓も、それを実践で自分で身に着けた人が言う一言には
かなわないというか、言葉の重みが全然違うということにも気づかされました。
それこそ、本で読んだ教訓は覚えているか、忘れちゃったかというレベルですが、
実践でその教訓に至った人は忘れるわけがありません。いやでも将来実践できます。

そして逆説的に、読書は有効だということも発見です。
今こうして読書と実践を比較できるのは、読書をしていたからです。
先輩や上司、お客さんが、本で読んだことのある教訓を
実践で学んだのだなという気づきは、読書なくては気づけません。

読書と実践と、また読書、そして実践。。

こんな繰り返しで「知層」は厚くなっていくのだと感じました。

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://sacrificehits.blog47.fc2.com/tb.php/196-5cf0633a